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  • 2018.01.06 Saturday
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王道

 6月21日待ちに待った杖立川の鮎漁が解禁になりました。
熊本県と大分県の県境にあるここ杖立では大分県がわが5月20日に解禁そして1ヶ月遅れの熊本県側の解禁となりました。
解禁日には温泉街の中にも日曜日ということもあって地元の方はもとより多くの方がとも釣りを朝早くから楽しんでいました。
調理する私たちもこの鮎という素材  とりわけ特別な思い入れがあります。
夏を告げる魚 この鮎を見ると待ちわびていたかのようにお料理もしつらいも私の感情、体調までもが夏使用になるのです。
修行時代このようなに調理場の空気がいっぺんに変わるときがありました。
それは春の筍がでたときと夏の鮎、それから秋の松茸。
修行時代を京都で過ごした私、この3つの素材どれも京都の名産でその季節を告げる食材です。
そしてこのはしりの季節出始めの初物を食べに来る粋なお客様。
伝えて生きたい日本の食文化です。
と言うことで 料理する側としてはやはりこの はしり の食材シンプルに 王道 の調理法を選択します。
例えば筍であれば土佐煮であったり、まつたけであったら焼き松茸だったり、もちろん鮎では 塩焼き。
この鮎9月ぐらいまでは食べることができますが是非ともこのはしりの時期の若鮎の塩焼き食べにいらしてください。
薫り高い鮎を頭からかぶりつく  最高です。


追悼 本ブログとはあまり関係ありませんが同じ王道と言うことで 若かりし頃私の胸を熱くさせる多くの試合を見せてくれた三沢光晴さんが亡くなられました。
ジャイアント馬場さんからの王道プロレスの継承者として業界を牽引された三沢さんのご冥福を心からお祈りいたします。

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