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  • 2018.01.06 Saturday
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夏休みその2

 ずいぶんと遅れましたが前回の続きです。
夏休みを頂いて京都の草喰 なかひがし に行って参りました。

なかひがしさんは銀閣寺 哲学の道に店を構え京都でいま最も予約が取れない人気のお店です。
以前より親方や京都の友人、本などで拝見させていただいて是非とも行って見たかったお店です。
ご主人は京都花背の名旅館美山荘に生まれ長年調理場に立たれていた方で今でも自ら毎日洛北の山に入り木の実や山菜を取り地元の方からお野菜を仕入れられています。
お料理や素材そして仕事に対する姿勢も同じように山に囲まれたとこで店を出す私にとってもっとも見習うとこが多くお手本と言うか憧れの存在です。
どのお料理からも味はさることながら香りや素材、花や葉、野山や川の風景を自然と思い浮かばせてくれるお料理にただただ感動でした。
今回京都に行って俵屋さん、なかひがしさん一見、革新的で独創的、最先端に進化し続けているように見えるが根底に守り続けている京都の文化を感じました。
そこには言葉では説明できない京都の時間がたしかに流れていました。
なぜ、みんな京都に旅行にいくのか?
みんなこの京都に流れている時間を体感しにいくんだろうなぁ
私も同じ観光地 杖立でしなくてはいけないこと、この土地の文化や風土を守り発展させお客様に体感していただけるよう努力したいと思います。

杖立の味 馬刺しの素麺 温泉玉子 揚げオニオン 茗荷長芋





  


夏休み その1

 先日、お暇を頂いて少し遅めの夏休みを京都で過ごしました。
修行時代にお世話になった親方や旧友との再会、設計士さんとの打ち合わせなどありましたが今回の一番の目的は日本を代表する名旅館の俵屋さんの宿泊と草食なかひがしさんでの会食です。


アーネスト佐藤さんの書斎を再現した  一室 アーネストスタディー

俵屋旅館のことは私なんかが説明するまでもなく日本を代表する名旅館ですが今回初めてその世
界を体感することができました。
長い歴史と文化を守りつつも常に革新的で進化し続ける 伝統的なようでも他とは違うそこには俵屋独自のオリジナルな時間が流れていました。
当代主人の佐藤年さんの感性とこだわりがお客をひきつけます。
私も同じ商売をしていて自分の理想とする旅館に生涯かけて近づきたいと思います。
そのためにもっともっと勉強して感性を磨かなければと実感しました。
主人の感性に客が惚れ、双方が相思相愛な関係、まさに俵屋さんの至福の時間は私にとってそのような感覚でした。
それは、当たり前ですが、ご主人の感性がお客様に押し付けたり、こびたりするものではなく、あくまでお客様本意、出すぎず、つつましげに振舞われてているからの居心地のよさ、 まさに日本美であり、古都京都でした。

夕食は 鱧鍋でした

長くなりましたので、草喰 なかひがし はその2にて。

杖立の味 小国で取れるきのこと春菊 もって和え 湯葉 とんぶり いくら




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