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ワインと料理1
温泉旅館の家に生まれ、学生時代ずっと剣道をしてきました。
就職し日本料理の世界へ 料理の関係から茶の湯へ
想えばどれも日本独自の文化の中で生きてきた気がします。
40を超え少しだけ後につなげることを意識し始めました。
そして若干の危機感も・・
とあるテレビで料理の専門学校の生徒の希望コース
1位がイタリアン 2位フレンチ 3位中華 4位日本料理
子供の減少もあると思いますが私が通っていた剣道の道場も
今はやってません。
7年前からのお付き合いで年に1〜2度アメリカからの
ツアーのお客様を受け入れています
特別語学が堪能なスタッフがいるわけでもありませんが
お客様から普段通りしてくださいと言われ
お客様の方が逆にいろいろ日本文化に興味をもって
勉強してからこられますしある意味日本の方より
熱心にお話を聞いていただけますし、お詳しいです。
何が言いたいかというと・・・・
次の世代にどうやってこの日本文化を伝えるか
純粋培養の日本文化の中で育った私が初めて体感した異国文化
ワインの中で少しそのヒントをつかみかけた気がします
あくまで私の感覚です。
日本料理の場合味わいを決めるのに素材の持ち味を
どれだけシンプルに表現するかという仕事をします。
つまり雑味を削り、無駄なものを−(引い)ていく
それに比べワインは少し表現は違うかもしれませんが
味わいや香り それがいくつも重なりあい複雑なものの方を
良しとします。
当然それに合わせるフレンチやイタリアンの料理も
味を引いていくというよりはソースやスパイスを
+(たし)ていく感覚かなと
この+と−の感覚。
これから次の世代につなげるために
複雑なワインに合う+の日本料理があってもいいし
無駄をそぎ落とした日本料理に合う葡萄の果実味を純粋に生かしたシンプルな−のワイン
も探していきたいと思います。
就職し日本料理の世界へ 料理の関係から茶の湯へ
想えばどれも日本独自の文化の中で生きてきた気がします。
40を超え少しだけ後につなげることを意識し始めました。
そして若干の危機感も・・
とあるテレビで料理の専門学校の生徒の希望コース
1位がイタリアン 2位フレンチ 3位中華 4位日本料理
子供の減少もあると思いますが私が通っていた剣道の道場も
今はやってません。
7年前からのお付き合いで年に1〜2度アメリカからの
ツアーのお客様を受け入れています
特別語学が堪能なスタッフがいるわけでもありませんが
お客様から普段通りしてくださいと言われ
お客様の方が逆にいろいろ日本文化に興味をもって
勉強してからこられますしある意味日本の方より
熱心にお話を聞いていただけますし、お詳しいです。
何が言いたいかというと・・・・
次の世代にどうやってこの日本文化を伝えるか
純粋培養の日本文化の中で育った私が初めて体感した異国文化
ワインの中で少しそのヒントをつかみかけた気がします
あくまで私の感覚です。
日本料理の場合味わいを決めるのに素材の持ち味を
どれだけシンプルに表現するかという仕事をします。
つまり雑味を削り、無駄なものを−(引い)ていく
それに比べワインは少し表現は違うかもしれませんが
味わいや香り それがいくつも重なりあい複雑なものの方を
良しとします。
当然それに合わせるフレンチやイタリアンの料理も
味を引いていくというよりはソースやスパイスを
+(たし)ていく感覚かなと
この+と−の感覚。
これから次の世代につなげるために
複雑なワインに合う+の日本料理があってもいいし
無駄をそぎ落とした日本料理に合う葡萄の果実味を純粋に生かしたシンプルな−のワイン
も探していきたいと思います。
ソムリエ
私事ですが、この度ソムリエ資格認定試験に合格いたしました。
日本料理の板前がなぜ、ソムリエなのかと思われるかとおもいますが
その経緯について簡単にお伝えしようと思います。
私が住むこの杖立温泉ではありがたことに
40歳になるお正月明けに厄入りの会という宴を街の人が
開いてくれます。
人生の折り返し地点、第二の成人式として今一度自分の
歩んできた道、そしてこれからの将来について見直し決意する
場を与えてくれます。
ちょうどその半年前の私の料理の親方が77歳で亡くなりました。
お店をやめ家を継いでからは年に1〜2回ほどしか会うこともありませんでしたが
何かにつけて気にかけていただき叱咤激励していただきました。
親方が亡くなって初めて見守って頂いていた安心感に気づいた気がしました
そして、これからは本当の意味での自立、自分の料理人生の第二章のはじまりだと・・・
そんなこんなで40歳、何か新し事への挑戦を考えていたとき
目にしたのが新聞の 熊本ワインの記事でした。
国際ワインコンクールで金賞を取った菊鹿シャルドネ。
お客様に出せないかと早速お店に行きましたがその前に売り切ればかりで買うことができません
そんなに人気があるのかと不思議に思いながら、でもないと飲みたくなるのが人間の心理です。
菊鹿のシャルドネが飲めるワインバーへ行きやっとの思いで飲んだその味に感動しました。
厳密にはそれまでワインなんてほとんど飲んだことがなかった私が
初めて飲んだ本格的なワイン、しかもリーデルのグラスやソムリエの方のサービスに
感動したのかもしれません。
さらに偶然が続きます。
熊本県の観光課の視察で杖立に来ていただいた一行にソムリエの米野先生がいらっしゃり
お話を聞くと先生が主催するワインスクールの初心者コースが来週開講とのこと。
早速申込み、そこからわたしのソムリエの道が本格的にはじまったというわけです。
そこから1年半何とか試験に合格して資格をいただきましたが
ソムリエとしてはまだまだ半人前さらに勉強中です。
本職の料理人としてもこの経験を活かせるよう頑張って参りますので
なにとぞよろしくお願いいたします。
というわけで これからブログにはワインのこともちらほら
載せていきたいと思ってます。
日本料理の板前がなぜ、ソムリエなのかと思われるかとおもいますが
その経緯について簡単にお伝えしようと思います。
私が住むこの杖立温泉ではありがたことに
40歳になるお正月明けに厄入りの会という宴を街の人が
開いてくれます。
人生の折り返し地点、第二の成人式として今一度自分の
歩んできた道、そしてこれからの将来について見直し決意する
場を与えてくれます。
ちょうどその半年前の私の料理の親方が77歳で亡くなりました。
お店をやめ家を継いでからは年に1〜2回ほどしか会うこともありませんでしたが
何かにつけて気にかけていただき叱咤激励していただきました。
親方が亡くなって初めて見守って頂いていた安心感に気づいた気がしました
そして、これからは本当の意味での自立、自分の料理人生の第二章のはじまりだと・・・
そんなこんなで40歳、何か新し事への挑戦を考えていたとき
目にしたのが新聞の 熊本ワインの記事でした。
国際ワインコンクールで金賞を取った菊鹿シャルドネ。
お客様に出せないかと早速お店に行きましたがその前に売り切ればかりで買うことができません
そんなに人気があるのかと不思議に思いながら、でもないと飲みたくなるのが人間の心理です。
菊鹿のシャルドネが飲めるワインバーへ行きやっとの思いで飲んだその味に感動しました。
厳密にはそれまでワインなんてほとんど飲んだことがなかった私が
初めて飲んだ本格的なワイン、しかもリーデルのグラスやソムリエの方のサービスに
感動したのかもしれません。
さらに偶然が続きます。
熊本県の観光課の視察で杖立に来ていただいた一行にソムリエの米野先生がいらっしゃり
お話を聞くと先生が主催するワインスクールの初心者コースが来週開講とのこと。
早速申込み、そこからわたしのソムリエの道が本格的にはじまったというわけです。
そこから1年半何とか試験に合格して資格をいただきましたが
ソムリエとしてはまだまだ半人前さらに勉強中です。
本職の料理人としてもこの経験を活かせるよう頑張って参りますので
なにとぞよろしくお願いいたします。
というわけで これからブログにはワインのこともちらほら
載せていきたいと思ってます。
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