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  • 2018.01.06 Saturday
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中津 夏のうるし展


一枚のご案内の御葉書をいただきました。
以前宿泊された方からのお便りです
京都でが活躍をされているうるし作家の新宮州三さんの展覧会のご案内です。
数年ぶりに大分の中津市に

さすが城下町
何とも趣のあるお茶屋さんでの展示会に期待が高まります
丹羽茶舗 http://niwachaho.jp

中も立派なお座敷と中庭
そこに作品が並べられ ご主人さんに丁寧に
説明をしていただきました

この新宮さん自分で木を彫りそしてうるしを塗り
すべての工程をひとりでやられている方です
普通は器の形を掘り出す人とうるしを塗る方は
別々です。
さらにほぼすべての器 一つの木の固まりから
掘り出しています。
あわせをしていません

作品はこれぞ日本の美というか
シンプルだけど圧倒的な存在感
伝統的なものなのにどこかモダンな感じも感じられます

正直言うと料理人泣かせというか、うかつに手を出せない器です。
器の存在感に負けない料理でないと料理、器ともに死んでしまいます。

と、いうわけで、今回悩みに悩んで購入したのがこちら

うるしにすずを練りこんだ向付

もう一つ

欅の大皿 これももちろん、くりぬかれたもので微妙に円ではありません

さてこれに何を盛るか?

冬瓜の翡翠煮と汲み上げ湯葉の含め煮


鮎のアラカルト 山葵と柑橘の和風マリネ 焼きなめろう 蒟蒻うるか和え
        骨せんべい



 

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